第3回戦・サイコソルジャーチームの巻
16・さあ今夜もパンサー塾チー…え？何ですって!?
マ・なんだこの映像は?！サイコチームのゲンサイが襲撃を受けてる！
16・配電盤に激突！物凄い火花が！
マ・一体誰がこんなことを！？ここからじゃ見えんぞ！
16・そしてゴミ箱へ投入！人を何だと思ってるんですか?！
マ・こいつはあんまりだ。胸くそが悪くなるぜ!
16・犯人は分かり切っています！パンサー塾です！
マ・決め付けるのはまだ早いぞ。
16・他に誰がいるんです?
16・サイコソルジャーチームは二人だけでも戦うつもりです！棄権はしません！
マ・やめておいた方が身のためだ。敵として前に立つ以上、パンサー塾は容赦しねえ！
16・さぁ、疑惑のパンサー塾です。
マ・いい加減にしろ！決まったわけじゃないだろ！
16・疑惑と言ったでしょ？パンサー塾はコスチュームを一新しました。
マ・ミズキはあれを着たがってた。願いが叶ったな。
16・塾長はなぜ袖が無いんでしょう？
マ・塾長の証だ知らんのか？
16・気合充分な顔つきです!期待できます！
『一人欠けたくらいならいいハンデなんだよ！オラアアア』
16・やる気です！
『モチロンヨオオ！”犯人”は”メッケ”てよお…ブッチメてやっから”オーエン”ヨロシクウウウ』
マ・何か勘違いしてないか?
16・気合です。
16・塾長が試合開始前に言うことがあるようです。
『おいおいてめーら何考えてんだよ？
この大会は3人チームじゃなきゃいけないってしらねーのか?』
『ハンデだよ！ハンデ！』
『足りねー奴だな。ルールの話をしてんだよ俺は。』
『ルールなんてカンケーねえよ！』
『問題発言だな？まぁいいや、一人足らねーんじゃしょーがねえよな？失格だな。』
『ああ！？』
『ねえ！そうでしょ！？ルガールさん！』
16・ルガールさんです！ルガールさんが現れました！
マ・主催者のお出ましだぜ!
16・かつてあらゆる格闘技を極めた男！世界最強のブルジョワ！年間2兆円もの募金をする男！
公明正大を絵に描いてルーブル美術館に飾ったような男！
マ・興奮するなよ。
16・彼ならば正しい審判を下してくれます！
マ・ルガールさんが喋るぞ！口を閉じろ！
『…YOU達、失格。』
16・な！何ですって!?そんな馬鹿な！
マ・話を聞け!
『そもそも油断するから闇討ちにあうのだ！甘えは許さん！メンバー不足により不戦敗とする！』
16・何かの間違いです！
『しかし、卑劣な行為もまた許せん。今最も疑わしいのは言うまでも無くパンサー塾だ。
君たちは一刻も早く身の潔白を証明すること！いいかね？』
『…ああ、もちろんだぜルガールさん。犯人の目星はもうついてるんでね。』
マ・見ろ！塾長は犯人を知ってるらしいぞ！こいつは大変なことになってきたな。
16・もう私は何も信じられなくなりましたよ。
それから一時間後…
16・怒りチーム対キムチームの試合をお送りしています!現在スコアは2対2！
マ・この勝負に勝ったほうが次の試合でパンサー塾と対戦だ！
16・試合はハイデルンが優勢！キムはつらい状況です！
マ・ハイデルンはベテランだ。実に戦略的な攻めを見せている。
16・ハイデルンがカバー！カウントが入ります！
マ・！？おい！あれを見ろよ！
16・塾長!?馬鹿な!塾長です！
マ・まさか！乱入だ!
16・いきなりマーヴェラスパンサー！ハイデルンが飛びます！
マ・どういうつもりなんだ！？
16・あ！あれを見て!
16・ハゲています！ハイデルン、帽子を取ったらハゲてるん！
マ・なんてこった！ピクリともしねえぞ！
16・判定は有効?!キムチームの勝利が決まってしまいました！これは不当だ!
マ・キムがえらい剣幕で詰め寄ってるぞ！
16・当然です！
『どういうつもりだパンサー!』
『負けそうだったから助けてやったんだよ！』
『ふざけるな貴様！』
『…ゲンサイは後ろから鈍器で殴られたらしいぜ？』
『それがどうしたというんだ!お前のチームのゆーりだろ！』
『言葉に気をつけろよ?…確か、お前のチームにいたよなあ？…鉄球で攻撃する馬鹿がよ！』
『な！まさか！』
『そうよ！お前らこそが闇討ち事件の真犯人よ！』
『ちがう！』
『ならば次の試合で決めようぜ?お前んとこの鉄球とうちのゆーり。凶器無しの金網デスマッチで勝負だ!』
マ・負けた方が真犯人ってことか!
16・馬鹿な!話になりません！
マ・ルガールさんだ！ルガールさんがまた現れたぞ！
16・今度こそ正当な裁きを望みます！塾長の勝手を許してはいけません。
『YOU達、やっちゃえばいいじゃん』
16・馬鹿な!
マ・主催者の決定だ！逆らえんぞ！
16・大変なことになりました。次回は通常通りの試合を２回行った後に金網線で真犯人決定戦です。
自分で言ってて違和感を感じますよ。
マ・キムを見ろよ途方にくれてる。
16・とにかく次回で決着です！皆様お楽しみに!
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